岸田ゆりです。
おそらく本記事にお越しいただいた方々は皆さんファンであり、5期を心待ちにしておられるかと思います。
私もちろんその一人です。アニメを何周もしては号泣し、毎回キャラクターの心情や表情、それを踏まえてのストーリー展開の中で気付かされることがたくさんあります。
総集編となっている「劇場版弱虫ペダル RE:GENERESTION」も2年生のインターハイ3日目の序盤まで、5期の発表もないままでありながら時々他社とのコラボを行っているアニメ「弱虫ペダル」ですが、私は次第にそこに“深い愛”を感じるようになりました。
今回はそのアニメ「弱虫ペダル」について私が思うこと、感じたことを綴っていこうと思います。
5期の発表がなかった理由
アニメ「弱虫ペダル」はイベントなどで次期製作発表が行われてきた中、5期の発表はありませんでした。
様々な考察がされていましたね。
それは、2018年11月に発表されていましたが、真波山岳役:代永翼さんが患っておられた発声障害によりご活動を制限される、という事情があったからなのかもしれません。
私は当時LINE NEWSで知ったのですが、とても驚きました。きっと辛さと闘いながらキャラクターに命を吹き込んでおられたのだと思います。
そう思うと感謝の言葉と、今はどうか無理せずゆっくり治療にあたってほしい、という気持ちでいっぱいです。
今でも愛され続けている
冒頭でも書きましたが、4期であるアニメ「弱虫ペダル GLORY LINE」の終了と「劇場版弱虫ペダル Re:GENERATION」から数年経つ現在でも、様々なコラボやイベントが行われています。
これは、制作会社の努力はもちろん多方面から今でも支持され、また、応援され続けていることの表れだと思います。
コラボやイベントが発表されるたびにいろんな方たちの愛を感じ、心が温かくなります。
弱虫ペダルに懸ける想い
実写映画化も決まりましたね。(※2020年2月26日時点)
キャスト陣も山道をバイクで走るなど本格的な訓練を行っているようです。
実写ドラマ版製作時では、俳優の滝川英治さんが撮影中に転落し重症を負われ、現在もリハビリに励みながら車椅子生活を送っておられると記事になっていました。
昨年末にはキャスト陣で忘年会が行われたようで、滝川英治さんも同席し、強い絆を感じられる集合写真も載せておられました。
ファンとしても、そういった事故やキャストの体調不良は大変心苦しい出来事でとても心配になります。
ですが、それすらも乗り越えていこうとするプロ魂や弱虫ペダルという作品に懸ける想いというのは、もしかしたら私たちファンよりも強いのかもしれません。
2020年3月8日の週刊女性PRIMEで俳優を引退されるご意向であることが発表されました。
滝川さんの苦悩、決意などが詳細に伝えられています。熱い生き様に読みながらつい涙ぐんでしまいました。
ぜひ読まれてみてください。
参考 滝川英治「俳優引退」を決意、脊髄損傷から2年半かけて見つけた“新しい道”週刊女性PRIME
“絶対に諦めない”チーム総北魂
アニメ「弱虫ペダル GLORY LINE」のクライマックスや「劇場版弱虫ペダル Re:GENERATION」では過去の主題歌をありったけ流してくれた制作陣。
その終わり方からしても、アニメ放送は4期で最後になるかもしれないという強い覚悟を感じられました。
ですが、作品に懸ける想いだけでなく、“絶対に諦めない”想いも私たちファンより持っているのではないでしょうか。
今度は私たちが応援する番
何周も繰り返し観るごとに、そんな隠された想いを感じることができる。
主題歌でもどんな些細な箇所でも、ひとつひとつの場面やひとりひとりのキャラクターにキャストや制作陣の魂が込められた作品、アニメ「弱虫ペダル」。
辛い時、落ち込んだ時、人生に迷った時、力強く背中を押してくれました。勇気をもらいました。
私も皆さんと一緒にこれからも心の底から、応援し続けたいと思います。
今は何よりも、滝川さんの体調回復と今後のご活躍をお祈り申し上げますとともに、実写映画キャスト陣の無事クランクアップ、代永翼さんの回復を切に願います。
頑張れ生きる人
Rhythmic Toy World/僕の声 より